ジョイセフ事務局長 鈴木良一によるコラム
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被災者一人ひとりに寄り添った支援
私たちジョイセフは、震災直後から東日本大震災被災地支援を行ってきました。
今年度からは、さらに積極的に「東北の女性支援」へと名称を変更して支援を継続いたします。

被災者の中には、被災時に住んでいた場所でなく全国各地に移転している方々がいます。特に福島県の福島第一原発の被災地域の人々は帰宅できないまま、すでに2年以上の避難生活を送っています。また、いまだに仮設住宅での生活をしている人方々が約30万人いると報告されています。

そして、その上に、故郷の復興が遅々として進んでいないとの報道を聞くたびに、私たちは、胸の詰まる思いをしています。

「東北の女性支援」
~心のケアからエンパワーメントへ


2012年度は、特に母親の「心のケア」への支援を目的に「リフレッシュ・ママクラス」を福島県の15市町村で実施しました。2013年度は、福島県のみならず、岩手県、宮城県でも同クラスを実施する予定ですし、クラスを継続的に実施するための要員として、市町村の保健師さんのリフレッシュ・ママクラスのファシリテータとしての養成も実施することになっています。

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また、支援金「ケショ」受給者へのフォローアップ事業として、震災時に生まれた赤ちゃんの誕生月にジョイセフから個人に贈ったバースデーギフトやクリスマスギフトに対しても、「自分のことを忘れずにいてくれる人たちがいるのだ、自分は一人ではないのだ」と、感謝と共に元気づけられたというお手紙を多数いただきました。引き続き、お母さんに寄り添うとともに、赤ちゃんの成長を見守っていきたいと思っています。

ジョイセフは、新年度も被災者の皆さまに寄り添いながら「東北の女性支援」のもとに、公益社団法人日本助産師会や各県支部および公益社団法人母子保健推進会議等と連携協力しながら、各種事業に取り組んでいきます。これからは、皆さまが、自らの持てる力をさらに発揮できるようなエンパワーメント(あらゆる意味でさらなる力をつけるような)支援活動を中心にプログラム化していくつもりです。

皆さまの引き続きのご理解とご協力のほどをお願いたします。


(2013年5月、東京にて)
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by joicfp_rio | 2013-05-16 16:31
シニアシティズンのさらなる貢献を
私が事務局長を務める人口問題協議会の明石研究会では、現在「活力ある日本への提言―鍵を握るのは若者と女性だ」との年間テーマを掲げて研究会を1月から開催しています。
セッションテーマとしては、

1.高齢社会の課題と挑戦
2.若者の雇用―その課題と対策
3.少子化の背景を考える
4.女性の地位向上
5.北欧・西欧の少子高齢社会の教訓

などを、専門家・オピニオンリーダーの方々から分析と提言をいただきながら進めています。今後、必要に応じてテーマを追加して議論を重ねたうえで、提言にまとめ、政府・国会議員、各界の識者等に提出する予定です。
日本がさらに元気になればとの強い想いを持ったメンバーの方々を中心に研究が進められています。

日本の高齢者は、総人口の24.1%

4月に発表された2012年10月の推計人口によると、65歳以上の高齢者人口(老年人口)が、初めて3千万人を超えました。総人口1億2751万5千人で、これも、初めて2年連続で減少し、減少数は28万4千人と過去最大となりました。高齢化と人口減少が同時に起こっているのが現状です。高齢者の総人口に占める割合は24.1%で、これも過去最高を更新しています。


日本を元気にしたい、そしてシニアシティズンのさらなる貢献を


日本を元気にしたいというのは、誰もの想いであると思います。
また、若者や女性が社会で活躍すると同時に、高齢者には、人生の知見と経験を持ち合わせた社会の良識を持つリーダーとして、また「生きがい」をもった元気なシニアシティズンとして、社会の活性化の範として、さらに貢献できるのではないか思います。

高齢化社会をフロントランナーとして走る日本の高齢者は、世界のフロントランナーとしても国際社会のモデルとして、「健康長寿」を全うし、それぞれの分野で日本の元気のためにがんばってもらいたいと思います。

(2013年5月、東京にて)
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by joicfp_rio | 2013-05-07 17:00


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